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終ノ空(3) - 高島ざくろの視点から見えるもの

serain98

ネタバレありのため、続きは追記にて!
さぁ、待ちに待った? スーパー電波タイムの始まりです(゚Д゚)

「本作がエロゲー史に名を残す所以はシナリオの電波具合にある」ということは、以前水上君のシナリオで述べたと思います。しかし、彼と琴美ちゃんのシナリオはあくまで事件の「受け手」側のシナリオであり、この二人のシナリオだけでは本作は語れません。

事件の「送り手」側の高島ざくろ、そして最後の間宮卓司のシナリオこそが、本作を語る上で絶対不可欠な「肝」であるのは、本作をプレイした誰しもが賛同することだと思います(実際は彼女のシナリオすらも彼のシナリオの前座的な扱いではあるのですが……( ̄▽ ̄;)


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典型的な不幸体質であるざくろちゃん。ある日届いた謎の手紙を切っ掛けに、物語は加速していく。それにしても名前にまでイチャモン付けんでも……


そんな彼女のシナリオですが、意図的なのかそうでないのか、とにかく説明不足な描写が目立ちます。彼女の弱みを握り、性処理の道具として非人間的な扱いをしていた小沢の自殺、そして前世で仲間だったという築川宇佐美と瑞緒亜由美との邂逅、「アタマリバース」に「スパイラルマタイ」……全てにおいて何一つまともな説明がなされないまま、彼女らは屋上から飛び降り自殺をしてしまうのです。非常にスピーディーな展開は、まるで
「考察とかは後でいいから、とりあえず今の勢いで行くぜ!このまま俺についてこい!!」

と言わんばかりの、ケロQさんとシナリオ担当のSCA-自氏の気迫を感じます(誰もついていけないからこそ三大電波ゲーの一翼を担っているのですが


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相変わらずの狂言回しっぷりの音無彩名。全てを知るかのような彼女の忠告? も、「世界を救う」と息巻くざくろにはなしのつぶてで……

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「スパイラルマタイ」敢行前夜。それにしても次世代超能力ってどんなネーミングセンスなんだ……


そして、その自殺前に間宮卓司と交わした会話によって、彼は気弱ないじめられっ子から、終末論を嘯く一種の宗教的指導者として「覚醒」してしまうことになります。彼のシナリオで、彼女は後に考え得る限りで一番悲惨な形で再登場を果たすのですが、それについては彼のシナリオで……(゚Д゚)


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音無彩名から「予言」されていた通り、彼女らの自殺が「終ノ空」の切っ掛けを作り出してしまう……

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横山やす子に続き、またしても歪んだ愛情の対象になってしまう琴美ちゃん。まぁ、順番的に言えばざくろちゃんの方が先ですけどね( ̄▽ ̄)

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涙目の子犬のような間宮君に声をかけるざくろちゃん。この後の彼の「覚醒」を、この時はまだ誰も知る由もなかった……
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