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Air(1) - 水たまり -puddle-

serain98

ネタバレありのため、続きは追記にて!
先日予告した通り、『Air』を新たにプレイしています。ランス10は忘れること、いいね?
本作はDREAM編とSUMMER編、AIR編とそれぞれ分かれていて、DREAM編は普通のエロゲーと同じような構成となっています。攻略サイトを見るに、

霧島佳乃 → 遠野美凪 → 神尾観鈴

の順にプレイするのがお勧めとのことなので、その通りにやってみようかと。というわけで最初は佳乃ルートを攻略。プレイ中ずっと「けいの」だと思い込んでて、本当は「かの」だと知ったのはED後のCGモード画面で見た後というのはここだけの話。


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やたらと他の人に役職を付けたがる彼女。右手のバンダナを外さないわけとは……


さて、彼女のシナリオですが、最初にプレイするのをお勧めされていただけあって、本作の中でも重要な要素である「翼人」についてはあまり具体的な描写はありません。彼女が謎の奇行に走る要因として「羽根」が出てくるのみで、結局それが何だったのかについては終ぞ触れられることはないのです。

恐らくこれは、初見さん向けの配慮なのかなぁと思います。あんまり過去の因縁がどうとか「翼人」がどうとか全キャラで展開してしまうと、『Kanon』と似たようなノリを期待している人は付いていけないかもしれないですし……(自分はセルフネタバレになってしまうので、深く見てはないのですが、「翼人」については当時考察していたサイトさんが一杯あったみたいです)


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神社の管理人でさえ正体が分からない謎の羽根。割とどうでもいい話ですが、聖さんと国崎君のやり取りが一々面白いので、個人的にはかなり好きです。


本シナリオの主体は主人公である国崎往人と佳乃、彼女の姉の聖の関係性の変化にあると思います。各々の葛藤や後悔を乗り越え、血縁関係をも超えた「家族」として結ばれていくのは、『Kanon』の真琴ルートなどでも扱われた、Key作品の共通テーマとでもいうべきものですが、国崎君も霧島姉妹も、両親との死別をそれぞれ経験しているだけに尚更「重い」んですよねぇ……

最初は「路銀が稼げたら出ていく」と言っていた国崎君が、徐々に周囲の人々に感化されて、腰を落ち着ける決意を固めるのは、「翼を持った少女を探す」」という人生の目標を捨て去ることになってしまうとは言え、彼の持つ力、「法術」も佳乃を助ける時に使えなくなってしまうわけですし、それはそれで幸せではないのかなぁと思います。本作のシナリオ群の中では比較的地味で目立たないとはいえ、地に足のついた国崎君が過去の因縁から脱却し、現実的な幸せを掴めるという意味では、唯一無二のシナリオではないかなと思います。


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