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映画レビュー:『もののけ姫』(1997年)

serain98

映画レビューの第六回目、作品は宮崎駿監督の『もののけ姫』です。
・ストーリー
山里に住む若者アシタカは、怒りと憎しみにより“タタリ神”と化した猪神から呪いをかけられてしまう。呪いを解く術を求めて旅に出るアシタカはやがて、西方の地で“タタラ”の村にたどり着く。エボシ御前が率いるその村では、鉄を造り続けていたが、同時にそれは神々の住む森を破壊することでもあった。そして、そんなタタラ達に戦いを挑むサンの存在をアシタカは知る。人の子でありながら山犬に育てられた彼女は“もののけ姫”と呼ばれていた……(allcinema ONLINEより引用)


・感想
実は自分、今まで『もののけ姫』を観たことがありませんでした。金曜日ロードショーで何度も再放送しているのにも関わらず、どうにも「観よう」とは思わなかったんです。最近自分でも自覚しているのですが、本当に自分は自分が「観よう!」って時にしか観れない性格みたいです(これは読書とかでもそうなのですが、おかげで他の人と話題が合わないこと合わないこと……)

今回観ようとしたきっかけは、たまたまネットで「一生に一度は、映画館でジブリを。」という糞寒いキャッチフレーズで、リバイバル上映をやるという記事を見て「まぁどうせ観るなら劇場で観た方が良かろう」という、なんともひねりもクソもないものです。『もののけ姫』の他にも、『風の谷のナウシカ』『千と千尋の神隠し』『ゲド戦記』がリバイバル上映されているのですが、『千と千尋』は昔観たし、「まぁなんとなく『もののけ姫』かな」と直感で決めました。

観た感想は、包括的に言うなれば「これは襟を正して観る作品だな」です。屋久島をモデルにした森のシーンの始まりから終わりまで、目を離す隙もないくらいキャラクターが動きに動き、その中で否応なしに巻き込まれるサンとアシタカの中だるみのない展開に一気に引き込まれます。自然を侵す者と抵抗する者、そして漁夫の利を狙う者という複雑な構造、そして一回観ただけでは到底語り尽くせ・また理解しえない精微なディテールに、「なるほど、これはスゴい」と素直に納得してしまいました。

そして、やはり本作は歌が素晴らしい。「はーりーつーめーたーーーゆーみのー♪」でお馴染みの『もののけ姫』ですが、作品中で使われたのは僅か二回(サンがアシタカを介抱していた時のシーンと、エンドクレジット)ですが、米良美一氏の美しいカウンターテノールと、サンとアシタカ、それぞれのお互いの心情がよく表された歌詞が合わさり、とても良いヒーリングミュージックとなっています。ジブリの曲はどれも素晴らしい曲が多いのですが、本作は特に有名かつ優れた曲だなと思いました(逆に『千と千尋』とかの曲は全然思い出せない……w)

リバイバル上映がいつまで続くのかはわからないのですが、まだ観たことがないという人は是非観に行って欲しい作品でした(割と金曜ロードショーでよくやっているので、そんな奇特な人が一体何人いるのかという話ですが……w)『風の谷のナウシカ』も是非観てみたいので、来週にでも観に行ければなと思います(六勤だけどね……)
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